カッティングシートで金色・銀色を再現するには?
公開日:2024/12/26(更新日:2024/12/26)カッティングシートのデザインを検討する際に、特に注目されるのが金色や銀色といった高級感のあるカラーです。
当店「とまとのカッティング屋さん」では、さまざまな手法でこれらの色を再現することが可能です。
本記事では、当店が採用しているシート素材や加工方法を詳しくご紹介し、
金色・銀色のカッティングシート製作を検討されているお客様へのご参考情報をお届けします。
①当店の標準シート「3M™ スコッチカル™ フィルム Jシリーズ」で金色・銀色を出力
当店では、標準シートとして「3M™ スコッチカル™ フィルム Jシリーズ」を使用しています。
このシリーズは全207色展開と非常に豊富なカラーバリエーションを持ち、金色・銀色についても以下の品番が対応しています。
これらのシートは、耐候性が高く、屋外での使用にも適しているため、看板や装飾に最適です。
また、落ち着いた光沢が特徴で、落ち着いた雰囲気を演出します。
ただし、きらびやかな反射光を求める場合には、
これらのシートでは少し物足りないと感じる方もいるかもしれません。
その場合、別のアプローチをご提案いたします。
②インクジェット出力による金属調グラデーションの再現
カッティングシートで金属光沢を再現する方法として、
塩ビシートにインクジェットで金属調のグラデーションを印刷し、
その後カッティング加工を施す手法があります(多色刷りカッティングシート)。
これにより、シート全体にメタリックな光沢感を持たせることが可能です。
特徴とメリット
- インクジェット印刷のフルカラー表現によって力強い光沢を再現。
- デザインに応じて細かいカスタマイズができる。
- インクジェット出力で費用を安く抑えられる。
- 反射光の見た目は色で固定されるので完全な金属表現にはならない点に注意。
多色刷りカッティングシートにより、よりリアルでリッチな表現を、リーズナブルにご提供いたします。
③本物の金属箔を使用した「マテリオ」シリーズ
さらに質感や輝きにこだわりたい方には、中川ケミカル社の「マテリオ」シリーズをおすすめします。
このシリーズは本物の金属箔を加工したカッティングシートで、以下の特徴があります。
特徴とメリット
- 本物の金属箔を使用しているため、非常に高い質感と輝き。
- 独特な重厚感と箔目の美しさがあり、他の素材では得られない仕上がり。
- 高級感を求める装飾やプレミアムな用途に最適。
ただし、当店では「マテリオ」シリーズを常時在庫しているわけではありません。
取り寄せをご希望の場合は、ぜひ事前にご相談ください。
お客様のご要望に応じて対応させていただきます。
④「3M™ スコッチカル™ メタリックフィルム」の使用
もう一つの選択肢として、3M™ スコッチカル™ メタリックフィルムをご紹介します。
このフィルムは、標準シートにはない艶やかな光沢感が特徴で、以下のような用途に適しています。
特徴とメリット
- 艶やかな光沢感で、高級感のある演出に最適。
- 一枚板の金属を切り抜いたようなメタリックな輝きが、他の素材にはないリアルな金属感を提供。
金・銀それぞれ2色ずつのラインナップで、こちらも取り寄せ対応となりますが、本物志向のお客様に特におすすめです。
金額的にはかなり割高になる点はございますが、
プレミアムな仕上がりを求める方には一度ご相談いただきたい素材です。
どの方法が適している?
落ち着いた質感を求める場合
①「3M™ スコッチカル™ フィルム Jシリーズ」をおすすめします。
ツルツルした金属感をリーズナブルに表現したい場合
② インクジェット出力によるグラデーション表現が適しています。
高級感や独特の質感を求める場合
③ 「マテリオ」シリーズや
④「3M™ スコッチカル™ メタリックフィルム」をご検討ください。
まとめ
金色・銀色のカッティングシートは、選ぶ素材や加工方法によって仕上がりが大きく変わります。
また本記事で紹介したシート以外でも取り寄せ可能な場合がございます。
当店「とまとのカッティング屋さん」では、お客様のニーズに合わせて最適な方法をご提案しています。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。お見積りのご相談も承ります。
金色・銀色のカッティングシートで、理想のデザインを実現してみませんか?