カッティングシートの細かい出力についての注意点
公開日:2024/12/23(更新日:2024/12/24)カッティングシートは、さまざまな形状やサイズでカスタマイズ可能なため、
デザインの自由度が高いアイテムです。
しかし、細かすぎるデザインを求められることがありますが、
実はそのような出力にはいくつかの技術的な問題が伴います。
特に「2mm角以下」のサイズでの製作については、
当社「とまとのカッティング屋さん」ではお勧めしていません。
今回はその理由について詳しくご説明いたします。
2mm角以下のサイズでも技術的には可能ですが…
まず最初にお伝えしたいのは、
2mm角以下のサイズでのカッティングシートの製作は技術的には可能であるということです。
高精度なカッティング機を使用することで、非常に細かいサイズでも切り出すことができます。
しかし、ただ可能であるからと言って、それが実際に理想的な選択であるとは限りません。
2mm角というサイズは、当社が設定している基準ですが、
それ以下のサイズについては製作をお断りしている理由は、
後述する通り、いくつかの技術的な課題に起因しています。
小さすぎるサイズは剥がれやすくなる
カッティングシートは糊を使用して貼り付けますが、
細かいサイズのデザインでは、糊面の面積が小さくなりすぎるため、
剥がれやすくなってしまうことがあります。
特に、2mm角以下の細かいパーツは、圧着しても強度が足りないことがあり、
日常的な使用や摩擦により、早期に剥がれてしまうリスクが高くなります。
このため、長期的に良い状態でカッティングシートをお使いいただくためには、
ある程度の大きさが必要です。
お客様に長く楽しんでもらいたいから
「とまとのカッティング屋さん」では、お客様に満足していただき、
貼り付けたのにすぐに剥がれて残念な思いをしてほしくないという思いから、
2mm角以上のサイズでデータ作成することをお願いしています。
デザインの細かさにこだわりすぎると、見た目はきれいでも、
使用後に不便を感じることが多く、結果的に満足度が下がってしまいます。
私たちは、長く美しい状態を保ちながら、
お客様に楽しんでいただける製品を提供することを最優先にしています。
まとめ:2mm角以上でのデータ作成を推奨
カッティングシートの細かいデザインは魅力的ですが、
2mm角以下のサイズでの製作には注意が必要です。
技術的には可能でも、糊面の面積が小さくなり、剥がれやすくなるため、
長く楽しんでいただくためには2mm角以上のサイズでデータを作成することをお勧めします。
当社「とまとのカッティング屋さん」では、お客様の満足度を最優先に考え、
安心して使用できるカッティングシートを提供しています。