カッティングシートの耐久性はどのくらいですか?
解答日:2025/10/01(更新日:2025/10/01)カッティングシートの耐久性と選び方については以下のとおりです。
カッティングシートは風や紫外線に強く、一般的には耐久性の優れた製品と言えますが、
使用する素材のグレード・施工環境・メンテナンス状況によって大きく変わります。
一般的な目安をまとめると以下のようになります。
1. 標準的な屋外使用の場合
中期用シート(最も一般的に流通)
約 3〜5年 の耐候性が目安です。
看板や店舗のウィンドウ装飾など、多くの用途に使われています。
当店の標準シートでは3M製の中期用シート(標準的な使用方法で約5年)を採用しています。
短期用シート
約 1年程度。イベントや展示会などの一時的な掲示に使用されます。
長期用シート(高耐候タイプ)
約 5〜7年。メーカーによってはさらに長い耐候性を持つ製品もあります。
屋外の長期掲示や車両マーキングなどに向いています。
2. 耐久性に影響する要因
- 設置環境:直射日光・雨・風・排気ガスなどにさらされるかどうか
- 施工方法:下地処理の適切さ、気泡や浮きの有無
- 色や仕上げ:黒や濃色は紫外線の影響を受けやすく、透明や白色は比較的長持ちしやすい
- メンテナンス状況:定期的な清掃メンテナンスによって長持ちさせることができます。
3. 室内使用の場合
屋内では紫外線や風雨の影響が少ないため、10年以上変化が少ないケースも珍しくありません。
展示室内や案内表示などに適しています。
まとめ
- 短期イベントなら 1年未満
- 店舗や看板など一般用途なら 3〜5年
- 車両や屋外の長期用途なら 5〜7年
が目安となります。
ただし「保証年数」ではなく、実際には環境によって前後しますので、
耐久性を重視する場合は長期用シートの使用を検討するのがおすすめです。
当店では特にご指定がない場合は耐久性約5年の中期シートで作成しております。
短期イベント用、長期用途向けのシートも取り寄せ可能ですので、お気軽にご相談ください。