カッティングシートに印刷はできるの?切り文字だけじゃない、新しい表現方法とは?
公開日:2025/09/05(更新日:2025/09/05)
「カッティングシートって、単色の切り文字しか作れないんですよね?」
そんな風に思っている方、実は少なくありません。
確かに、従来のカッティングシートといえば「白や黒などの単色フィルムを文字やロゴの形にカットして貼る」というのが一般的でした。しかし近年では、フルカラーで印刷したデザインを“カッティングシートのように”使うという新しい表現方法も増えてきています。
この記事では、そんな「カッティングシート × 印刷」の疑問を解消しながら、当店のサービスの特長についてもご紹介いたします。
カッティングシートとは?基本をおさらい
まず、カッティングシートとは「単色の塩ビフィルムを、文字や図形の形にカットして使うシート」です。
- 看板の店名表示
- 車両マーキング
- ウインドウサイン
- ドアプレート など
シンプルで視認性が高く、屋内外問わず幅広く使われてきた素材です。
ただし、原則として「1色につき1枚」で構成されるため、多色表現やグラデーション、写真などのデザインには向いていないという制約がありました。
印刷できるカッティングシートってあるの?
ここで本題です。
「カッティングシートに印刷できるの?」という質問の答えは──
厳密には「カッティングシートそのもの」には印刷しませんが、印刷できる塩ビシートを“カッティングシートのように加工する”ことは可能です。
つまりどういうことかというと…
印刷可能な塩ビシートを「輪郭カット」することで再現可能!
印刷対応の塩ビシートに、インクジェットプリンターでフルカラーデザインを印刷し、そのあとに任意の形状で輪郭カット(=カッティング)することができます。
この方法を使うと、例えば以下のような表現が可能になります:
- グラデーション入りのロゴ
- 複数色が重なったイラスト
- 縁取りされた文字
- 写真やキャラクターの輪郭カット
これらはすべて、通常のカッティングシートでは再現が難しい(またはコストが高い)デザインです。
単色カッティングシートの“多色組み合わせ”との違い
もちろん、従来の単色カッティングシートでも、複数色を組み合わせて貼ることで多色表現は可能です。
ただし、以下のようなデメリットがあります。
項目 | 単色シートの組み合わせ | 印刷+輪郭カット |
---|---|---|
色数の自由度 | 制限あり(既成色のみ) | フルカラーOK |
微妙な色差 | 調整不可 | 色味を自由に設定可能 |
貼り付け精度 | 位置ズレや段差が出る可能性あり | 1枚で完結、ズレなし |
製作コスト | 色数・重ね貼りにより高騰 | 一括印刷でコスト抑制 |
作業性 | 貼り付け工程が複雑 | 貼るだけでOK |
とくに、グラデーションや細かい線、斜めの縁取りなどの表現では、印刷+輪郭カットの方が品質・作業性ともに優れているケースがほとんどです。
当店なら、どちらの方式も対応可能です!
「とまとのカッティング屋さん」では、お客様のご要望やデザインに応じて、
のいずれにも対応しています。
たとえば…
✔ シンプルな切り文字だけなら、コストを抑えた単色シート
✔ 多色のロゴやグラデーション入りのデザインなら、印刷タイプをおすすめ
というように、見た目・コスト・耐久性・貼りやすさなど、さまざまな観点から最適な方法をご提案しています。
「こんなデザインでもいけますか?」まずはお気軽にご相談を
「画像データしかないけど大丈夫?」
「このイラスト、色数が多いけど再現できる?」
そんな疑問も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
デザインが決まっていない場合でも、使用場所や目的を伺ったうえで、最適な方式・仕上がりをご提案いたします。
まとめ:印刷×カッティングで、デザインの自由度はここまで広がる!
「カッティングシート=単色切り文字」だけではありません。
今では、フルカラー印刷した塩ビシートを、カッティングシートと同じように輪郭カットして使うことで、より自由で美しい表現が可能になっています。
「とまとのカッティング屋さん」では、用途やデザインに応じて、単色でも印刷でも最適な方法をご提案。
無駄な費用をかけず、仕上がりも妥協しない──それが私たちのモットーです。
まずはお気軽にご相談ください。
あなたのアイデアを、現実にするお手伝いをいたします。