カッティングシートの劣化 – クラックとチョーキングの原因と対策
公開日:2025/03/19(更新日:2025/03/19)
カッティングシートを使用した看板やサインは、屋外での視認性や耐久性に優れた素材ですが、長年の使用によって劣化が進行すると、クラック(ひび割れ)やチョーキング(表面の粉化)が発生します。今回は、実際の劣化事例をもとに、それぞれの現象について詳しく解説し、店舗や施設の看板を長く美しく保つためのポイントをご紹介します。
クラック(ひび割れ)の発生 – 長年の温度・湿度変化による影響
まず冒頭の画像をご覧ください。
これは、カッティングシートの典型的な「クラック(ひび割れ)」の事例です。シートの表面が細かくひび割れているのが確認できます。このような現象は、長年の設置による温度変化や湿度変化による素材の伸縮が主な原因です。
カッティングシートは、屋外で使用されると昼夜の温度差や季節ごとの気温変化、湿度の影響を受け、微細な収縮・膨張を繰り返します。また、直射日光が当たり続ける環境では、シートの柔軟性が徐々に失われ、素材の分子構造が破壊されていきます。その結果、表面にひび割れが発生し、最終的には剥がれやすくなるのです。
クラックが発生すると、見た目の劣化だけでなく、シートの耐久性も低下するため、放置しておくと剥がれが進行し、看板や案内表記の視認性が低下する可能性があります。
チョーキング(粉化現象) – 紫外線による劣化の影響
次に、以下の画像をご覧ください。

こちらの画像では、文字部分の表面が白っぽくなっており、これは「チョーキング(粉化現象)」と呼ばれる劣化のサインです。チョーキングは、紫外線の影響でカッティングシートの表面が分解され、粉状になってしまう現象です。特に日当たりの良い場所に設置された看板では、このような現象が顕著に現れます。
この状態になると、表面に触れると手に白い粉が付くことがありますが、これは単なる汚れではなく、シートの表面が紫外線によって化学的に分解されているため、清掃しても元の状態には戻りません。また、画像の角部分にはクラックも発生しており、チョーキングとクラックが同時に進行するケースも少なくありません。
カッティングシートの劣化を防ぐために – 定期的なチェックと貼り替えの重要性
カッティングシートを使用した看板や案内表記は、店舗や施設のイメージを左右する重要なツールです。清潔で見やすい看板は、来店するお客様に好印象を与え、集客力の向上にもつながります。
しかし、長年放置されたカッティングシートは、今回ご紹介したようなクラックやチョーキングによる劣化が進行し、店舗の印象を損なってしまう可能性があります。そのため、定期的に看板の状態をチェックし、劣化が見られた場合は早めに貼り替えを検討することが重要です。
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