スピード感を視覚化した車両用カッティングシート 〜グラデーション+縁取り表現も自由自在〜
使用目的:ロゴ・社名・屋号表示施工場所:車商品:屋外用ステッカー

今回ご紹介するのは、スポーツカーのドアパネルに施工された、インクジェット出力によるカッティングシート製作事例です。目を引く「RUSH FIEND」の文字は、一見するとグリーン単色に見えますが、よく見ると鮮やかな青の縁取りとシャドウ処理が施されており、スピード感と力強さを表現したデザインとなっています。
このようなグラフィカルな表現は、単色カッティングシートでは再現が難しい部分。インクジェット出力ならではの繊細な色彩と精密な輪郭カットで、クオリティの高い仕上がりを実現しています。
グリーンとブルーの絶妙なコンビネーション
今回のデザインで特に注目したいのは、ベースカラーであるグリーンに対して、視認性を損なわず、かつ全体の印象を引き締めるよう配置された青い縁取りです。この細い縁があることで、デザインに奥行きとスピード感が生まれ、車両本体の黒とも絶妙にコントラストを生んでいます。
このようなカラーの掛け合わせは、単色シートの重ね貼りでも理論上は可能ですが、実際には以下のような課題が発生しやすくなります:
- 微細な位置ズレにより輪郭がブレてしまう
- シートを重ねた部分にわずかな段差ができる
- 製作工程が複雑化し、コストが上がる
- 作業者の技術により品質が左右される
これらを解決する手段として、インクジェット出力+輪郭カットという方法が非常に有効です。
インクジェット出力の強み:デザインの自由度と施工性
当店「とまとのカッティング屋さん」では、一般的な単色カッティングシートによる出力だけでなく、フルカラー印刷に対応したインクジェット出力も行っております。これにより、以下のようなデザインもスムーズに実現可能です。
- グラデーションや影付き文字
- 複数色を使用したロゴやパターン
- 写真やイラストなどのフルカラーデザイン
- 輪郭に沿った自由な形状のカット
さらに、今回のような「見た目は単色っぽく見えるけれど、実際には多層的な色使いで深みを出す」といった一段上の演出も、インクジェットなら自然かつ滑らかに仕上がります。
なぜ“単色組み合わせ”ではなくインクジェットを選ぶのか?
単色カッティングシートを複数色で組み合わせる方法は、確かに従来の手法として確立されています。しかし、以下のような場面では、インクジェット出力を選択した方がトータルでメリットが大きくなります。
比較項目 | 単色シート組み合わせ | インクジェット出力 |
---|---|---|
色表現の自由度 | 制限あり | フルカラー対応 |
貼付時の難易度 | 高い(ズレやすい) | 貼りやすい |
仕上がりの段差 | 出やすい | フラットで滑らか |
コスト | 部材・工数により高額化 | 一括印刷で安定 |
再現精度 | 人の手に依存 | プリント通りに忠実 |
特に今回のような自動車ボディへの施工では、曲面やラインとの位置合わせも重要になるため、インクジェット出力の一体成型が有利です。
当店の強み:コストと品質の“ちょうどいい”提案
「とまとのカッティング屋さん」では、制作方法を“単色貼り合わせ”と“インクジェット出力”から一方的に選ぶことはありません。デザイン内容や用途、施工場所、お客様のご予算を総合的に判断し、お客様にとって損にならない選択をご提案することをモットーとしています。
「このデザインなら、単色を2枚重ねるより、インクジェットで出力した方がコストも下がりますよ」
「貼り付け作業が簡単になるので、初心者の方には印刷タイプがおすすめです」
といったように、無駄な出費や失敗を未然に防ぐためのアドバイスも積極的に行っています。
スピード、個性、そして品質を伝える一枚を
スポーツカーやカスタムカーに貼るステッカーやロゴは、まさに「走る名刺」のような存在。走行中の視認性はもちろん、駐車時の存在感、写真映えまで含めて、高いクオリティとデザイン性が求められます。
今回の「RUSH FIEND」の事例は、スピード感あるフォントと絶妙な色のグラデーション、そして高精細な輪郭カットにより、走るたびに視線を集める仕上がりとなりました。
自由な表現を、確かな品質でカタチにします
カッティングシートは、単色でパリッと仕上げるのも良し、フルカラーで迫力を出すのも良し。重要なのは、用途や表現したいイメージに合わせて、最適な方法を選ぶことです。
「とまとのカッティング屋さん」では、そうした判断も含めて、素材選定、出力方式までしっかりサポートいたします。自動車やバイク、サーキット仕様の車両向けステッカーなども多数対応実績がございます。
あなたのこだわりを、プロの技術で一枚に。
まずはお気軽にご相談ください。