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カッティングシートで画像・グラデーション表現はできる?

公開日:2024/12/24(更新日:2024/12/24)
カッティングシート豆知識 カッティングシートで画像・グラデーション表現はできる?

カッティングシートは、単色のカラーフィルムをロゴや文字などの形状に切り出す商品です。
その特徴として、シンプルで洗練されたデザインを表現できることから、
看板、ウィンドウ装飾、車両デザインなど、さまざまな用途で利用されています。
しかし、その性質上、写真やイラストのような複雑な画像や、グラデーション表現には対応できないという制約があります。

そこで、画像やグラデーションを含むデザインをカッティングシートで再現する方法として、
塩ビシートにインクジェット出力で印刷したものをカッティングプロッターで加工する技術があります。
この手法を用いることで、通常のカッティングシートのように貼り付けて使用することが可能となります。

当店「とまとのカッティング屋さん」では、この技術を活用し、
多色刷りカッティングシートというサービス名で提供しています。
本記事では、通常のカッティングシートと多色刷りカッティングシートの違いや、
それぞれのメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

通常のカッティングシートと多色刷りカッティングシートの比較

1. 画像表現とグラデーション表現の可能性

通常のカッティングシートは単色フィルムを用いるため、デザイン表現は基本的に単色に限定されます。
一方、多色刷りカッティングシートはインクジェットプリンターで印刷するため、
写真やイラストといった画像表現やグラデーションを含むデザインも可能です。

2. 粘着強度

粘着強度については、多色刷りカッティングシートも通常のカッティングシートと同等です。
これにより、使用用途や貼り付ける素材に対する適合性が広がります。

3. 耐候性

多色刷りカッティングシートは屋外看板でも用いられている印刷手法を採用しています。
さらに、ラミネート加工を施しているため、屋外でも十分に使用することができます。
これにより、長期間の屋外使用でも耐候性に優れたパフォーマンスを発揮します。

4. 色ムラ

多色刷りカッティングシートは印刷技術を使用しているため、単色部分の面積が広い場合に色ムラが出ることがあります。
通常のカッティングシートは均一なフィルムを使用するため、この点では優れています。

製作費用と加工効率

カッティングシート製作では、複数色を使用する場合、
それぞれの色を別々のカラーフィルムで切り出すケースがあります。
この場合、材料費や加工時間が増加し、費用が高くなりがちです。

一方、多色刷りカッティングシートでは、一台のインクジェットプリンターで複数色をまとめて出力し、
その後カッティングプロッターで形状を加工します。
このプロセスにより、加工時間が大幅に短縮され、結果として製作費用を抑えることが可能です。

また、通常のカッティングシートでは色と色の境目でズレや段差が生じるリスクがありますが、
多色刷りカッティングシートではそのような問題が発生しません。
これにより、より正確で滑らかな仕上がりが期待できます。

お客様への提案

「とまとのカッティング屋さん」では、お客様からご提出いただいたデザインデータをもとに、
通常のカッティングシートと多色刷りカッティングシートの両方でお見積りを作成することが可能です。
これにより、品質と価格のバランスを考慮しながら最適な選択肢をご提案いたします。

例えば、シンプルなロゴや文字だけの場合は、通常のカッティングシートが適している場合が多いですが、
複雑なデザインや多色使いが求められる場合には、多色刷りカッティングシートが優れた選択肢となります。

まとめ

カッティングシートはそのシンプルさと耐久性から、
多くの場面で活躍する商品ですが、画像やグラデーション表現には対応できないという制約がありました。
多色刷りカッティングシートはその制約を克服し、幅広いデザインニーズに応える製品です。

当店では、お客様のご要望に応じて柔軟な提案を行い、高品質な製品を提供することを目指しています。
カッティングシートに関するご相談やお見積り依頼は、ぜひ「とまとのカッティング屋さん」にお任せください!